おしらせ

新刊、プロジェクション・サイエンス-心と身体を世界につなぐ第三世代の認知科学(鈴木宏昭 編著)

青山学院大学 鈴木宏昭教授(編著)の新刊が「プロジェクション・サイエンス-心と身体を世界につなぐ第三世代の認知科学」(近代科学社)として出版されました.

認知科学は第一世代:記号操作(1970〜1990)、第二世代:身体性(1990〜2010)の研究を辿り、それらの盲点をカバーしたプロジェクション・サイエンス研究が第三世代として展開され始めている。本書は学術誌『認知科学』のプロジェクション・サイエンス特集に大幅加筆し、書き下ろし原稿を加え再編集したものである。
 人は世界から情報を受容し、それを世界へ投射=プロジェクションすることで独自の意味世界を構築している。この作用によって愛着、信仰、幻覚、フェティシズムなど人固有の心理現象が生まれる。心理学だけでなくAIやVRなどの情報科学、社会学や経営学分野の方々にも強く関連する研究といえる。本書では様々な場面における心と世界の関わりを詳細に解説している。

編著    鈴木 宏昭
著者    田中 彰吾・大住 倫弘・信迫 悟志・嶋田 総太郎・森岡 周
鳴海 拓志・小野 哲雄・中田 龍三郎・川合 伸幸・外山 紀子
久保(川合)南海子・薬師神 玲子・望月 登志子・鳥居 修晃
ページ数    256
サイズ    A5
ISBN    978-4-7649-0621-1